インド、近代化と共に

現代のインド

インドにおける占星術の根付き方は深く、お見合いで結婚相手を探すことに使われることもあります。
本人はもとより家族も、長く付き合っていくお相手、できるだけ合う人を見つけたいですよね。

現代ではインド近代化の加速と共に、コンピューターを使った占星が多くなっています。中にはトランスサタニアンやトロピカル式も取り入れれる方もいらっしゃるようです。しかし、日本の9倍くらい広いインド亜大陸では、まだまだコンピュータ―無しで大道で行っている占星術師の方々もいらっしゃるそう。家族を養っていくための大切な家業。代々口伝伝承され、地域の方の相談に乗るお仕事で喜ばれているのは素敵なことだなと思います。なくなってほしくない伝統です。

以前、インドに行った時、現地の添乗員さんから伺った話です。彼は「今のインドは経済力をつけるために先進国をまねしている。みんな忙しいからヨーガや、瞑想をする人がいない。ヨーガや瞑想をしにインドに来るのは西洋のセレブ達だ。ハリウッドスターも、ヨーガが大好きだ。つまり、皆お金を持っててっぺんまで登ったら下に降りたくなるもんだ。行きつくところまで行ったら戻る。人はぐるぐる回っているんだ。」と、言っていました。

そう言えば日本も、大東亜戦争後の焼け野原からの復興期は、所得倍増政策が打ち出され、庶民はアメリカに憧れて必死に追いつこうとし、電化製品を買い、バブル期には家土地を買いあさりました。それが今では物を持たないことがトレンドになり、スピリチュアル分野に興味を抱く人も多くなった気がします。
スタイリッシュなヨーガのファッション、家賃収入などあって生活の心配なく自由に瞑想の旅に行く人々、ハリウッドスターたちのヴィーガン、などを考えると、余裕がある上で成り立っている気がします。

インドの伝統も近代化も、上と下の関係も、都市部も農村部も、もっと小さい単位のコミュニティも、其々で成り立っている印象を受けます。
これからのインド、どんな風になっていくのかな。


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