時々だが、夢を通して知ることがある。
友人の何かの変化のタイミングだったり、最近の様子だったり、自分の体調の変化の日付だったり。
昨晩は、宇宙の夢を見た。
宇宙は濃い群青色でどこまでも広がり、白い星々が無数に浮かぶ。
何処からともなく、宇宙が私に語り掛けてきて、「宇宙は生き物。それを構成するのが人間」と言った。一字一句そのままでなく、何だかそんなようなことを言ったような気がするだけなのだが。
そう言えば、青く広がる世界が、呼吸のように、ほんの少し膨らんだりしぼんだりしているようにも見える。
夢の中でぼんやりそう思った。
一人ひとりが、宇宙の細胞や、粒子のようなものなのかもしれない。
小さすぎて全体像を見ることは決してできないが。
この世のものは、どんなに小さくても、一つ一つが、ちゃんとそれぞれの役目をしている
チューリップの球根からバラは咲かないように。
心臓は心臓として、胃は胃として機能するように。
人が人の形であるように。
いったい誰が宇宙をデザインしているのか。
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