2024年8月16日金曜は「ムーラ」の元に月神ソーマが居た日です。
ムーラは射手座あたりに位置し、支配星は、ケートゥ神です。
ムーラは、27もしくは28と言われるナクシャトラ達のうちのひとつ。
月神ソーマの妻たちです。
私はその日かなりリアルで、不思議な夢を見ました。
白い服の女性二人、黒い服の知人、一瞬にして変わった部屋の風景。変わったドア。階段。
夢を見た翌日、符合する出来事があったので、腑に落ちました。
ムーラは、向こうの世界と通じやすいタイミングなのではと思わせる出来事でした。
さて、ムーラの神は破壊の女神ニルリティ(Nirṛti)です。
破壊の女神・・・
物事、破壊なくしては新たな始まりはないとはいえ、実際は厳しい。
余談ですが、
バレエでは二リチという名前で、古代インドをモチーフにしたタリスマンという作品があります。地球に修行に行く二リチは、人間との恋を止められていますが、恋をしてしまう物語です。バレエならでは、なんでも恋物語にしてしまいますね。笑
話を戻します。
私の今の考えですが、
地球が含まれる銀河(天の川銀河)のブラックホールは、地球から見て、いて座の方向。
ブラックホールとムーラ(いて座、ケートゥ)の関係は、なかなか深いと感じています。
もしかしたら、ムーラは、ブラックホールなのかもしれない?もしくはブラックホールに引っ張られている?なんて想像してしまいます。
ムーラの支配惑星ケートゥ神がそれを強く思わせます。
ブラックホール:宇宙空間に存在する天体の中でも、超高密度で、超重力が強力。物質だけでなく光さえ脱出することができない天体とされています。
妻ムーラは、どんな女性なのでしょう。
ソーマはどんなふうにムーラの事を考えてのだろうか。
ムーラはひとところにじっとしない浮気者ソーマをどんな風に考えていたのでしょうか。
ムーラが起こす破壊は、愛ゆえの仕打ちなのかもしれません。
ムーラのキーワードに「象の突き棒」というのがあります。道を外したものへの軌道修正!
浮気者ソーマ神は、煩悩だらけの人間そのもののようですね。
痛い目に合わないと私たち人間は、なかなか変わらないので・・・💦
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以下、ウイキペディアでニルリティについて調べてみました。
・ニルリティは、死、衰退、悲しみを擬人化したヒンズー教の神。
・初期のヒンズー教の経典では、ニルリティは死者の王国に住む女神です。
・名前は無秩序または混乱の状態を意味します。
・ヴェーダ文書の中で、犠牲と子孫を残す義務を果たせなかった人々を焼き尽くす恐れのある、存在しない絶対的な暗闇の領域を示します。
・ニルリティには光も食べ物も子供もいませんでした。ヴェーダの生活や儀式に必要な要素は何もありませんでした。
・リグヴェーダの賛美歌の中で、保護を求めたり、出発の可能性があるとき。彼女のために懇願したりする時。犠牲の場から離れることを彼女に求める時に登場。
・ある文献 では、ニルリティーは黒い服を着た暗い人物。彼女の犠牲の分け前は黒い殻です。
・また別の文献では、彼女は死者の王国に住んでいます。
・後のヒンドゥー教の文書では、ニルリティは神として再概念化されました。
・養子を迎える子供のいない人 です。
・他の不吉な女神ジェシュタまたは、貧困と不幸アラクシュミと同一視されたりもしました。
・彼女は海の撹拌から現れました。
・男に乗って使用人を伴いました。
・後のヒンドゥー神話で男性に変身し、色々な方位を守る神となりました。
・ルドラ(アスラ、阿修羅)の一人に含まれます。
等々、まだまだ続きます。
ニルリティ神に関するさまざまな記述が、それぞれの経典に見られるようです。
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